「HOME18岡山」のブログ

 18トリソミーなど染色体少数派の子と、家族と、ゆかいな仲間たちの岡山会です。

布と子ども展 ⑫ HOME18岡山 2023

2023年3月15日(水)〜28日(火)

「布と子ども展」【入場無料】

岡山県内(岡山市瀬戸内市)5会場へ

ぜひお越しください。

 

三つ目の会場「喫茶さざなみハウス」では

最終日の本日も出会いに恵まれました。

 

のんびりとお茶を飲みながら、

長島愛生園入所者自治会長さんから

昭和10年代のハンセン病療養所でのエピソードを聞いたり、

偏見に苦しんでいた折、突然気持ちが晴れた瞬間のできごとを聞いたり、

18トリソミーの息子のことを紹介したり、

そこから、はじめて赤ちゃんを抱っこした時の話を聞いたり……

 

そんな時間を過ごしていたら、店主の鑓屋さんから

「さざなみハウス」が紹介された今週月曜日の

新聞記事を見せてもらったり、

 

ふと、カウンターテーブルを見渡すと

記事を書いた松村圭一郎さんの著書が置かれていたり、

 

ヨノナカ実習室のスミさんがプリントアウトしてくれた

「国境なき子どもたち」の松永晴子さんの文章の

隣に自分の文章が置かれていたり。

 

なんだか「推し」に囲まれたようで

気持ちが高揚してしまい、

「これがいわゆる『推し活』だな⁉︎」と思いつつ

勝手に活字記念写真を撮ってしまいました。

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新聞記事のタイトルは「入所者と客つなぐカフェ」。

 

人と人とが緩やかにつながるこのカフェで

今年も展示会を開けたことに感謝しています。

 

中尾さん、スミさん、鑓屋さん、

繋いでくれてありがとうございます。

 

三日間おいしいランチとコーヒーとデザート

(下の写真は濃厚なチーズケーキ)に

身も心も満たされました。

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ちなみに、イチゴの上に載っているローズマリーを採りに行った先で

鹿とばったり会ったそうです。

ワイルドな島、というかワイルドな店主さん。

 

その後も閉会間際まで

宝物のようなありがたい出会いが続き、

名残を惜しみながら

瀬戸内海を臨む絶景カフェとお別れして来ました。

 

ビフォー

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アフター

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店主さん、今年も一緒に撤収してくれて感謝。

また来年。

 

夕方からは、きらめきプラザ3階へ搬入。

明日からも楽しみに待っています!

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「HOME18岡山」は、18トリソミーの子どもと家族の会です。

診断を受けた家族の思いに耳を傾け、家族間、医療・福祉の現場、地域の人との橋渡しをすることを目指しています。

いろいろな人に関心を持ってもらえるよう、少しずつ、ゆっくり活動しています。

 

「HOME18岡山」では、引き続き当事者を募集しています。

当事者とは、18・13っこファミリー、プレファミリー(妊娠中の人)、子を亡くしたファミリー(流産・死産の人も)のことです。

 

また、このブログでは18トリソミーの子どものことを「18っこ」と表記しています。
18っこへの愛を込めたのはもちろんのこと、「18トリソミー、18モノソミー、フル、モザイクを問いません。」という思いを伝えたくてこの表記にしました。
また、症状や治療に関する医療の歴史がよく似ている「13トリソミー」の子どもたちや家族ともつながりがあります。

このあたりを考えたうえで、「『HOME18 岡山』に何か協力しても良いかな」と思う18っこ・13っこファミリーや、医療・福祉関係者からの連絡を、いつも待っています。

 

活動は、「したい人が、できる範囲で無理なく続ける」「来るものは拒まず、去るものは追わず」というゆるやかな姿勢で取り組んでいますので、まずは気軽に連絡してください。

 

当事者や医療・福祉関係者にも、そうでない人にも、幅広くさまざまな人に興味を持ってもらえると嬉しいので、今後も当事者限定の「懇親会」だけでなく、オープンな「展示会」「読書会」「ワークショップ」を企画していきます。


そしてイベントに関わらず、岡山の人に限らず、さまざまな人からの連絡もいつも待っています。

 

連絡先→

 

home18okayama@gmail.com

 

会に届くメールは今、私、惟 母(のぶ はは)こと木多(きだ)が毎日確認して読んでいます。